一宮はかつて毛織物で栄えた街なので、『せんい○丁目』など、地名も特徴的ですね。当時の紡績工場はのこぎり屋根が多く、市内にはいまだ2000棟ほど現存しているそうです。今回の目玉とも言える、ベルリン在住・塩田千春さんの作品【糸をたどって2022】が、この、のこぎり屋根の廃工場内で展示されています。この廃工場には、いくつかの作家さんのアトリエと、別棟には趣のあるカフェもありました。のこぎり屋根は、効率よく採光を得るための設計だと奥さんに教えてもらいましたが、本当に工場の奥まで自然光がしっかり入っていました!