瀬戸芸でまだ訪れたことのなかった、大島へ。官有船に乗る際は、マスク着用・私語厳禁。高窓のため、道中の海の景色は見えません。静まり返った船で片道30分ほど。到着すると、納骨堂前に集合して、こえび隊ガイドツアーに参加しました。以前に映画『あん』を見て、ハンセン病とその差別について、浅い知識はありましたが、患者たちが強制隔離され一生を過ごしたこの島に立って、思いを馳せると心がキュッとなりました。大島の療養所には今も入所している方がおり、瀬戸芸期間中でしか訪れることはできませんが、作品を通して学びの多い島でした。