あの日のことは今でも鮮明に覚えています。
合格発表は3/27。やはり通知は届かず、有名大学の門は遥か彼方かと諦めました。そして名古屋芸大の入学を決意し暫くの間、家でダラダラと過ごすことにしました。28日、その日も何事もなくすぎさっていきました。そして29日、いつものように昼ごろ起きて、パジャマ姿でお昼のテレビを見ていました。すると「書留でーす」と郵便屋さんがきました。自分はパジャマ姿だったので、2階で装飾仕事をしている母親を呼びテレビをみていました。するとお袋が「県立芸大から手紙がきたけどみんなにくるの!?」と…飛び上って、お袋のところに駆け寄ると、そこには中身パンパンの封筒が!そんなことないよと、急いで封筒を開けると【合格通知書】が…あの時は、ほんと人生で一番幸せを感じた瞬間でした。おれはお袋と両手を繋いで、まるでドラマの様に奇声をあげながらクルクルと回りました!そして急いで、親父、兄貴、叔父に連絡をいれました。1994年4月、こうして俺は、愛知県立芸術大学の彫刻科専攻の一員となりました。
次回、「弘重、大学入学-。」お楽しみに!!